スポンサーリンク

母子家庭で仕事と育児との両立をするなら労働時間はどれくらい?

母子家庭では、育児も仕事も家事も一人でこなさなければならず、限られた時間の中で仕事をし、収入を得なければなりません。子どもが小さければ、預かってもらえる時間内で仕事をすることになるでしょう。

働く女性と子育て

また、小さな子どもは、急に熱を出したり、もどしたりと、体調が悪くなってしまうことも多いため、時間の融通がきかない会社では働きにくいのが現実です。育児との両立を考えるとき、労働時間がどの程度になるかが気になるところです。

雇用形態による労働時間とメリットデメリット

正社員として働く場合、労働時間は『1日8時間、1週間40時間』が労働時間の条件として、労働基準法により定められています。休憩時間1時間が含まれますので、正社員として働く場合は9時間拘束となります。

母子家庭で正社員として働いているのは、全体の約40%で、子どもは小学生以上である場合が多いです。派遣、契約社員の労働時間は、正社員と同等か、1時間短い7時間が一般的です。週5日のフルタイム勤務になりますが、正社員よりは責任が軽く、休みも取りやすいためシングルマザーに人気な雇用形態です。

派遣、契約社員として働くシングルマザーは、全体の約15%となっています。パートやアルバイトなら、1日6時間前後が労働時間となります。急なシフト変更も柔軟に対応してもらえることも多いため、小さな子どものいる家庭にはぴったりな雇用形態です。

しかしながら、母子家庭であればアルバイトやパートのお給料では生活が苦しくなることが予想されます。

経済的なことを考えるとフルタイムで働きたいけど子どもとの時間が作れるのか不安…

子どもを女手ひとつで育てていくために、お金は大切です。子どもが大きくなればなるほど、教育費などかかる費用も増えますので、早い段階からしっかり蓄えを作っておきたいものです。

フルタイムでの勤務を目指すなら、ある程度柔軟に対応してくれる職場を探さなければなりません。子どもの急な事態があったとき、早退や欠勤ができるのかは事前に確認しておきましょう。

9時?18時で働く場合、子どもと接する時間は夜の数時間ということになります。たしかに、フルタイムで働くと子どもとの時間は取りづらくなるでしょう。朝は、朝食の準備や、子どもの送り出し、自分が仕事へ行くための準備等の時間に終わります。

日中は夕方まで仕事で留守をしますので、家事をするのは夜の限られた時間となります。この限られた時間の中で、子どもと触れ合う時間も作らなければなりません。

フルタイムで働く事は、経済的に余裕が出ると言うメリットはありますが、家事や育児のための時間が少なくなると言うデメリットもあることをしっかり理解しておきましょう。

フルタイムで働くとき、母親としての心構え

完璧な母親を目指そうと思っているのであれば、フルタイムで働く事はおすすめできません。毎日の育児と家事、仕事に追われて、毎日があっという間に過ぎてしまいます。休みの日はゆっくりしたくても、子どもとお出かけしたり、一緒に過ごしたり、ゆっくりする時間を取るのは現実的には難しいでしょう。

また育児との両立をしながらフルタイムでの勤務を目指すなら、完璧な母親になろうとしてはいけません。フルタイムでの仕事と育児の両立をしている多くの母親は、完璧な母親でないことを自分で理解し、それを上手にコントロールしています。

子どもに家事を手伝ってもらう、周りの人に子育てを支援してもらうなど、自分なりの工夫をしています。仕事と育児をうまく両立をしているシングルマザーを参考にしてみると良いですね。

子どもがまだ小さくて、フルタイム勤務が不可能であるならアルバイトやパートといった、拘束時間の短い職業を選べば良いでしょう。もちろんこの場合も子育てと仕事を両立することになりますので、精神的に自分を追い込まないようにすることが大切です。

あなたの悩みに関連するページを検索

スポンサーリンク