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母子家庭の母親は、自分の心の安定も大切に

母子家庭の場合、最もネックになるのが主たる稼ぎ手が母親だけだということです。外で働くことは母親でなくとも多くのストレスに晒されます。仕事の質や量に対する自分のポテンシャルだけでなく、人間関係や往復の通勤ラッシュのストレスなどで、知らず知らずにイライラを家に持ち帰っているものです。

ストレスでイライラしていませんか?

子どもは母親の気分を敏感に察知し、次第に母親の顔色をうかがうようになってしまいます。仕事と家のスイッチの切り替えをしっかりする自分なりのやり方を身に着け、家では母親であることに専心する事で、子どもは母親に素直に甘える事ができるようになります。

ストレス解消法や苛々解消法は人によってさまざまです。頭の中に外と中の切り替えスイッチを想像し、家に入る時にスイッチを内に切り替えるというイメージトレーニングもその一つです。

ストレスの元は職場だけでなく、近所づきあいやママ友との交友関係、子どもの学校関係、元夫の親戚など数え上げればきりがありません。それらを全て引きずっていたのでは、子どもとの関係にも悪影響を及ぼし、誰も幸せでいられなくなってしまいます。

子どもは子どもで幼稚園や学校での友達関係で悩みを抱えている可能性があります。それを聞いてあげるだけのキャパが母親に求められます。子どもはいつまでも子どもではありません。いつか大人になって相談相手にもなってくれる心強い味方でもあるのです。

母と子であるだけでなく運命共同体として、お互いに味方で、外で何があろうと家庭内が盤石であれば大丈夫という共有の意識を作ることがストレス耐性を高めます。

相談できる人や場、趣味を持つなど、ストレスを1人で抱え込まない工夫を

子どもが成長するまでは、母親は自分の心の安定を図らなければなりません。子育てや家事は重労働で、仕事で帰ってきても休まる時がありません。頑張りすぎるあまり心を病んでしまう母親も少なくありません。

1人で抱え込まないために、愚痴を聞いてくれたり相談できる人や場を見つける事が乗り越えられる重要なカギとなります。最も有効な手段として、趣味を持つことだと言われています。

働いてきて、帰宅しても家事と子育てに追われて時間がないという母親が大多数な中で、毎日少しの時間の趣味の継続が、いずれ子どもが自立して家を出た後の自分の楽しみにもなるのです。それは子どもが寝た後の30分だけでも良いので、自分のための時間を作る工夫をする事が大切です。

それが人によっては普段手をかけられない箇所の掃除であることもあります。何かに夢中になり没頭する事で、頭を悩ますもろもろもの事を少しの時間だけでも忘れる事ができ、驚く程マイナスをリセットできるのです。

また、本を読むことは効果が大きいと言われていますが、それは別の世界に自分を置くことができ、その間現実逃避ができるためです。思考が全て本の中の世界観に支配されるため、最も効果があってお金のかからないリセット方法なのです。

ハッピーな気持ちは子どもにも伝染します

母子家庭でなくても、母親はいつでも家庭の中で太陽の様でなければなりません。子どもにとって外でどんなに辛い事があって何もかも嫌になりそうでも、家の中が明るければなんとか持ちこたえる事ができるのです。母親が明るく楽しそうにしている家庭では、子どもの情緒は安定します。気分にムラがあって、さっきまで上機嫌だったのに、今はもう眉間に皺を寄せているような母親では子どもは心の安定を失い、それが続くと情緒不安定な子どもになってしまいます。イライラした時に効果があるのが、笑うことです。ストレスを軽減する最も簡単でお金のかからない方法として昔から知られていることですが、効果は絶大です。笑うことで脳が「幸せ」「楽しい」と勘違いし、正常な精神状態に戻っていきます。つまり笑う事で脳を騙すわけですが、脳科学の分野でも言われていることなのです。口角を上げるだけでもセロトニンという脳内物質が分泌され、幸せな気持ちになるのです。イライラしている時ほど笑ってみる事で気分がハッピーになり、子どもにも自然に幸せな気分が伝わります。

どうすれば自分の心が落ち着くのか、どうすれば毎日を幸せな気持ちで過ごせるのかをよく考える

何をしても気分がイライラして落ち着かない事はあります。女性の場合生理前後は情緒不安定になり、多くの女性が怒りっぽくなります。しかもメンタルだけでなく肉体的な苦痛を伴うこともあります。酷い人だと寝込んでしまうこともある程重症化してしまうこともあるほどで、女性であることのデメリットとも言えます。女性ホルモンが原因のイライラに対しての対処法は、やはりストレスを貯めすぎない事に尽きるのです。どうやってストレスを解消するのか、自分がどんな逆境でもハッピーな気分になれる事をリストアップして見る事も有効です。

生理前後でなくとも、子どもがいたずらをしたり言うことをきかなかったりすると、時にはヒステリーを起こしそうになることもあるのが人間です。その様な時は、自分の今の気分を文章にすることで客観的に自分を見る事ができ、心のデトックス効果があると言われています。まず、今自分がどんな気分なのかを描写し、次にどうしてそんな気分になっているのかを分析し文字にするのです。それだけでも徐々に落ち着いてくるのですが、自分の思考パターンを知る事ができ、解消法も見つけやすくなるのです。前述の兎に角笑って見ることも有効ですが、本当に笑える事を見つける事で、脳を騙す事なく自分を幸せにすることができるのです。これは特別なことではなく、たとえば好きなアイドルのライブDVDを子どもと一緒に見るなど、子どもと共通な好きな事を見つける事ができれば、母子共にハッピーで、家を最も楽しい場所にすることができるのです。

絵を描く事は感情のデトックス効果が絶大ですが、自分は美術は苦手だから絵なんて描けないという人は少なくありません。でも上手である必要は全くなく、絵を描くということは続けていれば必ず上達します。例えば子どものために手作りの絵本を描く事を目標にすることで、仕事や家事、さまざまなストレスの原因から自分を解放する事にもなるのです。自分がストレスなく続けられる事を見つけ、何か目標を立ててそこに向かうことでポジティブなエネルギーが生まれ、毎日を有意義なものに変えてくれます。

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