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母子家庭が生活保護を受ける場合の条件

母子家庭が生活保護を受ける場合の条件は、一般の生活保護を受ける場合の条件とさして変わりません。

ただ、母子家庭の生活保護には、母子加算と言われるか酸性度が適用されるので、支給額が少し多めになります。

生活保護とは

病気、介護や育児などで働きに行く事ができない母親

近年、急激に受給者が増えている生活保護。
本来これは、国民が最低限の生活を維持するために必要な経済的援助を行う制度です。

例えば身体的な理由によって働きに行く事が困難な場合や、失業などによって生活が維持できなくなった場合、介護や育児などで働きに行く事ができない場合などに認定される事があります。

生活保護支給の条件

生活保護費は、すべて税金です。
役所の担当者いわく「1円たりとも無駄にはできない」ものですので、認定されるためには厳しい条件をクリアする必要があります。

資産は処分が大前提

預貯金をはじめ、車、生命保険などは資産とみなされるため、それらを処分して現金に代える事ができるならそうした事をまずするよう求められます。
特に車に関しては、生活保護を受給する場合、所有が認められませんので、障害があるなどの場合を除き、ほぼ確実に処分を求められます。

働ける場合は働く事が大前提

病気や怪我で働けない場合を除き、働く事を勧められます。
子どもがいても保育所への入所も優先的になりますので、働けるチャンスは大きくなります。
また、それでも就職が難しい場合、ヤクルトの仕事を勧める役所が多いのが特徴です。
この企業には託児所があるので、子どもがいても働けるでしょう?…という事のようです。

親族等からの支援・協力

親、きょうだい、元夫などからの協力や支援が得られないかを確認されます。
具体的には、これらの関係者に「生活保護の申請があった。支援はできないのか?」といった内容の連絡が行きます。
連絡はしないでほしいと訴えても、聞き入れられません。

受給できる手当の活用

失業の場合は雇用保険が受給できないか、また、各種年金などの制度も利用できないのか等、調査されます。
もしこういった制度が利用できる状態だった場合は、それらを先に利用し、それでも生活の維持が困難となった場合に再度申請等するよう求められます。

こうした制度をフルに活用し、あらゆる手を尽くしても生計維持が困難であると判断された場合に限って、生活保護の条件を満たしたとして認められます。

申請前には面談を

生活保護の申請を行う前に、必ず面談が行われます。
ここで色々な聞き取り調査が行われ、生活保護に関する説明も行われます。

生活保護に関する良い点だけでなく悪い点についても、もれなく説明される事になりますので、それらをすべて聞いた上でそれでも生活保護を受けるかどうか判断し、申請する場合は面談とは別に、別途申請を行う事になります。

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