母子家庭の手当・仕事・子育て・生活支援情報
母子家庭(シングルマザー)の仕事や収入、受けられる支援制度や助成金、手当や割引制度など、「離婚したいとお悩みのあなた」「すでに離婚を決意したあなた」に、ひとり親で子どもを育てる生活に役立つ情報を紹介しています。
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ハローワークでは、母子家庭の母親などを採用した場合に、その事業者に対し助成金を支給するという制度を設けています。
母子家庭の母親や高齢者、障害者などは就業が困難な状況に置かれている事が多く、就職したくてもできない、就職活動をずっと続けているのに採用されない…といった悩みを抱えている人が少なくありません。
こうした人たちは「就職困難者」と位置づけられており、国がこれらの就職困難者を積極的に採用した事業者に対して助成金を支払う事で採用率の上昇、就職困難者たちの就業率上昇を目指しています。
特定求職者雇用開発助成金制度は、母子家庭の母親、高齢者、障害者などの就職困難者が、ハローワークを通じ「継続雇用を前提とした労働者」として採用された場合、その事業者に対して助成金が支払われるという制度です。
ただし、単に「就職困難者を採用した」というだけでは助成金支給要件を満たしたとは言えず、国の定めるいくつかの要件を満たしていなくてはなりません。
助成金受給可能な事業者
助成金受給不可な事業者
就職困難者を継続雇用を前提として採用した場合に事業者が受け取る事のできる助成金の金額は、採用された人が母子家庭の母親なのか・高齢者なのか・障害者なのか、また、短時間労働者なのかそれ以外の労働者としての採用なのかによって異なります。
《短時間労働者》
母子家庭の母親:40万円
高齢者:40万円
障碍者:80万円
《短時間労働者以外》
母子家庭の母親:60万円
高齢者:60万円
身体・知的障碍者:120万円
重度障害者:240万円
ハローワークを通じて母子家庭の母親等を採用した場合に事業者が助成金を支給されるというこの制度は、母子家庭の母親等に直接のメリットがあるわけではありません。
しかし、こうした就職困難者を積極的に採用する事で、事業者は助成金の支給を受ける事ができるため、母子家庭の母親の採用率が以前よりぐんとアップした事は間違いなく、間接的な効果は期待できます。
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