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母子家庭のデメリット

母子家庭のデメリット

母子家庭にはメリットだけでなく、当然デメリットもあります。
中には、母子家庭だというそれだけでもうすでにデメリットである、と言う人もいるかもしれませんが、母子家庭である事それ自体は、決してデメリットでも何でもありません。

現に、世の中には「ママがパパと離婚してくれて良かった」と思っている子どももいます。
自分にとってそれは不幸だったとしても、子どもにとっても同じように不幸かというと、そこはわからないのです。

経済的な面が最大のデメリット

母子家庭にとって最大のデメリットは、経済的な不安定さです。
もっと言えば、ほとんどの母子家庭では、所得が低く、「贅沢な暮らし・余裕のある生活」はできないという点です。

もちろん、セレブ的な贅沢な生活をしたいと思っているわけではないでしょうが、子どもには不自由のない暮らしをさせてあげたいと思うのが親心です。
そういった意味で、余裕がない、贅沢はできない、という経済面の弱さが辛いところでしょう。

老後が怖い

子どもが巣立った後の自分ひとりの生活を考えると、不安でたまらなくなる事があるでしょう。

老人ホームに入るにしてもお金がかかりますし、公営住宅などで細々と暮らす一人暮らしの老人…そんな将来が目に見えるようです。
また、万が一何かあっても誰にも気づかれずに孤独死…なんて怖くて想像するのも恐ろしいはずです。

子どもの思春期・反抗期

どんなにおとなしく良い子に育っていても、必ずやってくるのが反抗期です。
程度の差はありますが、親を煙たがったり遠ざけようとする時期がやってきます。

法に触れるような事をしなければある程度は容認する必要もありますが、男親がいない事が悔やまれる・母子家庭のデメリットだと感じるのはこんな時なのです。

母子家庭は学校行事への参加が大変

学校行事への参加が、なかなかしづらい事があります。
特に両親揃って学校へ行く最大の機会である運動会は、明らかに《母子家庭です》と言っているように見えてしまう場面です。

また、授業参観なのに仕事が休めず不参加…と言う事も決して少なくありません。
ある程度大きくなり高学年であれば多少の理解はできるものの、それでも親が来てくれない寂しさは子どもの心に残り続けてしまうものです。

新しい出会いが困難

母子家庭の母親も、若いうちはまだ新しい出会いを求めてしまうものです。
また、ある程度の年齢になってからは老後を考えて新しい出会いを探す事もあります。

しかし、母子家庭である事が新しい出会いの障害となる事も少なくありません。
子どもがいる=既婚者、という一般的な見方があるため、それだけでも出会いの機会は失われていきます。

自分の楽しみは諦める

子どもの年齢にもよりますが、自分のために自分の時間を使うという事はほとんどできません。
また、こうした事から趣味や自分の楽しみをすべて諦めなくてはならない場合もあります。

母子家庭である以上、女親としての役割だけでなく男親としての役割も果たさなくてはなりません。
つまり、通常の家庭の主婦と比べて《2倍の労力と時間》が必要になるのです。

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