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母子家庭には老後の不安がある

老後の不安

母子家庭の母親には、老後について不安を持っている人も多いでしょう。

子どもたちが巣立った後一人ぼっちで暮らしていく事が明白な場合は、大きな不安を感じる人もいるかもしれません。

孤独死の不安

老後の一人暮らしは、孤独死と隣り合わせになるため、大きな不安が残ります。

健康な状態で老後を迎えられた人はそれほど大きな不安を持たない可能性もありますが、持病がある、健康に不安があるといった人たちは不安が大きくなってしまうのは仕方のないことでしょう。

生活も不安

老後の生活は、年金だけが頼りになってきます。
しかし、母子家庭になってからの年金の支払いが困難となり、免除申請などをしてきた場合、払い込み期間としては認められるものの、受取額には反映されないため、受け取れる年金額が少なくなってしまいます。

しかも、国民年金だけだった場合は通常通り払い込みをしてきた場合でも現在の平均月収以下の13万円程度にしかならないため、家賃を支払って生活していくことは非常に困難になると言わざるを得ません。

しかも、高齢になればなるほど病院通いが増え、医療費も高くつくようになっていきます。
収入は年金だけという寂しい状態に陥りながら膨らみ続ける医療費の負担、これでは老後の生活が安泰だとは決して言えないでしょう。

子どもを当てにしたくない

母子家庭の母親の中には、将来の自分の面倒を子どもに見てもらおうと考えている人はあまり多くないのではないでしょうか。

母子家庭となりいろいろ苦労をかけた上に、今度は子どもが大人になってまでも面倒を見てもらおうなんて、勝手過ぎる話…と考えてしまうようです。
そのため、子どもに将来の面倒を見てもらいたくない、一人で生活していく、と考える人もいます。

老人ホームに入る事ができるくらい余裕のある人はまだ恵まれています。
それすらできないまま老後を迎える可能性があるのが、母子家庭なのです。

お金がないと孫に好かれない?

よく、お金のない高齢者は孫に好かれない、なんて言う人がいます。
高齢者になり、孫ができると頼りになるのは「お金」なのだそうで、孫におもちゃを買ってあげる、お年玉をあげる、遊びに連れて行ってあげる…など、お金のかかる事はすべておじいちゃん・おばあちゃんの役目といったところがあります。

孫もよく心得たもので「おばあちゃん、あれ買って」「おじいちゃん、あれ欲しい」と祖父母におねだりをするケースもよく見られます。
しかしそれができないとなると孫にもそっぽを向かれてしまう…ということも実際あるというのが現実のようです。

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