母子家庭の手当・仕事・子育て・生活支援情報
母子家庭(シングルマザー)の仕事や収入、受けられる支援制度や助成金、手当や割引制度など、「離婚したいとお悩みのあなた」「すでに離婚を決意したあなた」に、ひとり親で子どもを育てる生活に役立つ情報を紹介しています。
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母子家庭には普通の家庭にはないメリットが多数存在してますが、そのひとつに「新しい恋ができる」といったものもあります。
母子家庭という響きだけで《失敗した人》《何か問題がある人》のように思われたり、人より劣っているかのような言い方をされることもあるため悲観してしまう人もいるでしょう。
でも、実際は問題のある人の被害にあっているだけだったり、母親として子どもを守って強く生きることを選んだだけである場合も多いものです。
普通の家庭だったとしても、年月とともに恋愛感情など薄れ、夫婦間には冷めた空気しか流れなくなっていきます。
ですが夫婦として存在している以上、ほかの異性との恋愛は不貞行ためとなり、許されるものではありません。
ですが母子家庭ならどうでしょうか。
堂々と新しい恋ができるのです。
冷めた間柄、愛情のかけらもない生活をとうに捨て、新しい人生を歩んでいる母子家庭には同道と新しい恋をする権利が与えられています。
誰にも何も言われずに済む、そんなうれしいことはありません。
私の経験から言うと、縁があるときはあるもので、同時に何人もの方から求婚されることもありました。
母子家庭で子どももいるんだから選ぶなんてとんでもない!と思っていましたが、実際、選ぶ自由も与えられるのですから本当にありがたいものです。
私の場合は、趣味の車を通じた出会いがほとんどで、メンテナンスについていろいろ教わっているうちに仲良くなるというパターンでした。
子どもが車好きな男の子だったこともあり、違和感なく接してもらえるようになっていきました。
ただ、中には「子連れ」という点で距離を保とうとする人もいましたが、それはそれ、単なる車仲間の一人としてみていくだけで問題はありません。
中には異常な人もいました。
母子家庭になって大変だろうから、何かあったら力になるから、等の一見ありがたい言葉をかけてくれておいて、後でメールが大量に送られてくる、自分の顔写真を送ってくる…といった異常な感覚の人もいました。
母子家庭だから寄ってくる男なら誰でもいいと思っている、と勘違いしているのかもしれません。
本当に親切心でいろいろ気にかけてくれる人もいますが、中にはそうでない人もいるので注意が必要です。
私が最初に離婚したときです。
高校時代の親友だった子が、いろいろ力になるからと言ってくれていたものの、いざとなると知らん顔…というようなことが続き、結局私も当てにしなくなっていました。
数年経って忘れたころに連絡してきた彼女は《また新しい恋ができるんだと思ったら悔しかった》と、私の離婚という不運をそんな風に捉えて嫉妬していたと明かしました。
本人にとっては離婚なんていう一大事で、新しい恋なんて考えてもいないのに、周囲はそうはとらえないようです。
それには愕然としました。
ですが、これは意外に多いことなのかもしれません。
私はバツが1つではないのですが、次の離婚の際にも、そのまた次の離婚の際にも同じ目にあいました。
離婚が決定し、引越しをしなくてはならない、その際の引越しは手伝うからと約束していた友人が、当日になって音信普通です。
電話をかけても通じない、メールをしても無視。
すべて別の友人たちでしたが、女というのは人の不幸の先にある幸せを妬んで平気で裏切り行ためをするものなんだと、私はその時思いました。
それから、私は女友達を作っていません。
どうせ最後には裏切るからです。
何度も離婚を繰り返したせいか、もう結婚はしたいと思わなくなりました。
生活は大変ですが、子どもたちと何とか暮らせればそれでいい、そんな気持ちです。
ただ、時々やっぱり恋はしたくなります。
クリスマスや年末年始、誕生日などが近づくと、誰も祝ってくれないことを実感して寂しく感じたりもするわけです。
母子家庭になってまだ浅い、若い人ならこれからまだまだ新しい恋が待っています。
子どもがいるから無理、なんてあきらめる必要もありませんし、子どもが小さいうちならいくらでも新しくやり直していけるので、前向きにがんばってみてはいかがでしょうか。
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