スポンサーリンク

母子家庭の子どもとの絆

母子家庭だと子どもとの絆が薄っぺらい、絆なんてない…のように考えている人が多いようです。

しかしそれは本当でしょうか?
母子家庭だと子どもとの絆はありませんか?
薄っぺらいですか?

絆はどこの誰よりも深い

母と子の絆

母と子だけで生活している母子家庭は、家事も育児もそして仕事も、すべて母親の肩にかかってくるため、なかなか子どもとの交流の時間が取れない場合もあります。
しかし、だからといってそれが「絆が薄っぺらい」と決め付けていいはずはありません。

朝早く起きて食事の支度やお弁当を作るなどして仕事へ行き、帰ってきたら休む暇もなく食事の支度、そして片付け・風呂・洗濯物の処理。
それでもその合間にしっかりと子どもとのコミュニケーションや会話の時間を持っている人は決して少なくありません。

子どもも少しでも一緒の時間を持ちたい・負担を軽くしてあげたいと思うからこそ進んで手伝いもしてくれますし、それが当たり前の生活になっているはずです。
これは、お互いを思い合う親子の愛情です。
そして絆です。

何不自由なく育って、学校から帰れば出かけて深夜まで帰らない、食事の支度をしてあっても無駄になる…そんな育ち方をしている子どもがどれだけいるでしょう。
そしてそんな育ち方の子どもは、親の苦労も知らず、負担も知らず、親との絆などないまま巣立っていく事になります。

母子家庭だから絆が薄っぺらいのではなく、母子家庭だから子どもとの絆はとても深く固く、すばらしいものになるのではないでしょうか。

母しかいない、子しかいない

母子家庭の子どもにとって、便りになるのは母だけです。
そして母にとっても、子どもがいるから頑張ろうと思え、子どもは元気の源となっています。

こうした互いの思いが絆となっていくので、母子家庭は子どもとの絆が普通以上に深いといえます。
周囲が何を言おうとも、母子家庭だからこそ、子どもとの絆はより深まっていくので不安に思う必要などありません。

将来

子どもが成長して巣立った後も、母子家庭の子どもは親を心配して戻ってきてくれることが多いようです。

いったんは社会勉強も含めて親元から巣立っていきますが、結局は親を一人にしてはおけない、面倒を見なければと戻ってくることが多いと言います。
もちろんすべての子どもがそうではありませんが、その傾向は普通の家庭の子どもより強いと言えるようです。

これもすべて親子の絆で、やはり母子家庭ならではの強い絆…と言えるのでしょう。
母子家庭を続けていると、将来は母親が独りになる事は明らかな事実ですが、子どもは子どもなりにいろいろ考えてくれる…という事なのでしょう。

スポンサーリンク