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母子家庭の貧困率が高いわけ

母子家庭の貧困率は全体の約6割と言われています。
国を挙げて母子家庭に対する支援が行われているにも関わらず、こうして貧困から抜け出せない母子家庭は実はとても多いのです。

母子家庭の貧困の原因

母子家庭の貧困率

母子家庭が貧困だと言われるその原因は、さまざまなところにあると言えそうです。

協力者がいない

家事・育児・仕事。
このすべてを、協力者のいない母子家庭の母親はたった一人でこなさなくてはならないという状況に置かれています。
仕事で残業を頼まれても断らなくてはならず、休日出勤も当然無理。
副業をしたくても子どもを見てくれる人がいない。
これでは低所得となって当然です。

一人でも協力してくれる人がいたら、月に5時間でも残業ができたら、もう少し収入を増やす事も可能だというのに、それが許されない現状があるのです。

思うように働けない

多くの母子家庭の母親は、子どもの時間に合わせるために「土日休み」「夕方までの勤務時間」「家の近く」などの条件で仕事を探しがちです。
時間帯にもう少し融通が利けば収入がアップするのに、曜日がシフト制でも良いならもう少し待遇の良い会社があるのに…など、思うように働けない事で低所得となっている場合も非常に多いのです。

応募可能な求人が限られる

特別な資格や技術等がないために、誰でもできる仕事しか選べない母子家庭の母親はとても多いようです。
待遇の良い求人があっても、応募資格を満たしていない、資格がないから応募できない、経験がないから応募できない…といったケースはとても多いものです。
結局、給料があまり良いとは言えない求人でも「仕方ない」と納得して応募するしかないというのが現状です。

休みがち

子どもが小さいうちは仕方ないのですが、急に別を出すなどして保育所から連絡が来る…こうした形で仕事を休みがちになってしまうのも母子家庭の母親の辛いところです。
月給制の正社員なら問題ない場合もありますが、日給月給や日給制のところやパート・アルバイトの場合は、休めば休んだ分だけ給料が少なくなっていきます。
こうした理由で、予定していた収入が得られないという母子家庭も多いようです。

就業支援は不十分

国による支援、自治体による支援は多々ありますが、母子家庭が抱える悩みの本質とは向き合っていない事が多く、あまり大きな効果を発揮していないと言うのが現状です。

母子家庭の貧困率が改善されていかない原因は思うように働けない環境があるためであり、その部分に対する支援はまったく用意されていないというのが現実でしょう。

支援=お金を支給する事、のようなありきたりな内容ばかりで、「もっと働ける環境にしてほしい」「自立していけるためのフィールドを用意してほしい」といった、本当に必要とされる支援が行われていく事が望まれます。

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