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母子家庭で育った子どもの性格

母子家庭の子どもの性格が、そうでない家庭の子どもの性格と比べて何かおかしいと言うことは一切ありません。
世間には「母子家庭で育った人って性格おかしい」などと偏見に満ち溢れた意見を自信ありげに言う人がいますが、それは単なる偏見で、まったく事実とは異なります。

非行率が高い

子どもが非行に走ると「あの家は片親だから」という言葉で片付けようとする人がとても多い事はご存知でしょう。

「非行=片親のせい」という図式を正当化したい人たちが無理やりこじつけただけの根拠のない意見で、実際には母子家庭ではない家庭で育った人による犯罪の方が圧倒的に多く発生しています。

特に最近多く見られる「親殺し」「子ども殺し」は、ほとんどが両親揃っている家庭で育った者による犯行です。
ひとり親である事を「悪」としたいだけの、まったく根拠のない馬鹿馬鹿しい話です。

愛情不足

母子家庭の子どもは愛情不足だから性格がひねくれている、と言いたがる人もいます。
ですが、《実際は逆だ》と言う事は、母子家庭だからこそわかるものです。

母子家庭でない人たちはどんな事をしても絶対に理解できない事ですが、母子家庭だからこそ、子どもとの絆は深く、愛情たっぷりに育てる事ができるのです。

本来なら夫に向けるべき愛情もすべて子どもだけに注ぐ事ができ、生活の中心は子どもになります。
すべてが子ども中心、夫なんていう邪魔な存在がない分、愛情のかけ方は普通をはるかに超えています。

やけに大人びている

一人っ子や長男・長女の場合は、やけに大人びた雰囲気を持った子に育つ傾向が見られます。
苦労して自分を育ててくれている母親の姿を見て育っているせいか、自分が助けなくては…という思いが生まれるのかもしれません。

そのため、同年代の子と比べて落ち着きがあり、大人っぽい雰囲気を持った子が多いと言われています。

ただ、下の子に関しては上の子と比べて大人っぽさはあまり感じられない事もあります。

母子家庭だからこそ自信を持って子育てを

自信を持って子育てしましょう

家事も育児も仕事もすべて自分ひとりの肩にかかって来る母子家庭の母親ですが、だからといって何も引け目を感じる事はありません。
母子家庭だからこそ、子どもには親の苦労が良く理解でき、また、親も子どもの大切さを再認識できるはずです。

何かあると偏見の目で見られがちな母子家庭ですが、それはほんのごく一部の特殊な人たちに向けられるものでたくさんです。

中には、子どもを放置し異性と遊びほうけているような人もいます。
仕事を理由に子どもに愛情をかける事を怠っている人もいます。
その結果、子どもが事件に巻き込まれていても親は気づかず最悪の結果を招いた…そんな事もあったばかりです。

ですが、好んで、進んで子どもにそんな思いをさせたかったはずはありません。
周囲の理解のなさ、何かあると母子家庭だからと言いたがる世間の醜い風潮が、こうした結果を招く要因になっているのではないでしょうか。

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