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母子家庭の再婚にありがちな障壁とその体験談

母子家庭の母親が再婚する際には、必ず何かしらの障壁に悩まされます。
たとえばそれが相手の家族だったり、自分の家族だったり、あるいは自分の子ども、相手に子どもがいればそれも同様に障壁となりうるものです。

1度目の再婚は子連れ同士

最初の離婚から5年後に、趣味を通じて知り合った人と再婚する事になったのですが、相手には小学生の子どもがおり、私の子どもより少し年長でした。

よく知ってみると、精神的な面で何か問題を抱えているようで母親からかわいがられず、離婚の際には置いて行った…という事で、それは再婚してみると良く理解できるものでした。

子どもの涙のわけは…

「ママ、ママ」とよくなついてくれたものの、その割りに自分の子が私に寄って来ない事が不思議で、ある時子ども部屋をそっと覗きに行くと、相手の連れ子に私の子がいじめられていました。

「ママのところに行ったらいじめる」のような事を言って、私のそばに行かせないように脅していたのです。

当人同士、そして相手の両親や家族ともうまくいっていましたが、子ども同士がうまくいかなかったばかりにまた離婚する事になった一例です。

2度目の再婚は相手が初婚

2度目の離婚から5年後、やはり趣味を通じて知り合った相手と再婚しました。
その相手は30代も半ばだと言うのに初婚で、親元で暮らしている人でした。

会っている時にしょっちゅう母親から携帯に電話がかかってくる事がおかしいとは感じていましたが、結婚してみるとやはり異常な親子関係が見えてきました。

相手は私の×の数をごまかして伝えていただけでなく、相手の両親は私の両親に対し「離婚歴なんかあるようなのを《もらってやるんだ》」のような言い方で馬鹿にしたと後で聞かされました。

何かと言うと電話をかけてきては親子べったり、しまいには喧嘩に口をはさみ「アンタが悪い」と意味不明な事まで言い出す始末。

相手の父親が亡くなったとたん「家に戻りたい」と言い、家中のお金と言うお金を1円残らず持ち逃げし、その母親の待つ実家へと戻って行きました。

あまりにもマザコンの度が過ぎると、子どもが生まれていても「自分が子どもでいられる実家」のほうが居心地が良く、自分が親になったと言う自覚すらもてない場合があるのだと知りました。

再婚は慎重に

母子家庭で暮らしていると、まだ自分の人生はやり直しがきくのではないか?まだ出会いだってあるのではないか?このままでいいのか?…といろいろな事を考えてしまいがちです。

確かに若いうちはまだやり直しもききますし、出会いだって可能性があります。
ですが、相手だけでなくその家族や自分の子ども、家族がいることも決して忘れることなく、再婚は慎重に考えなくてはなりません。

最近よく「子どもを虐待して殺してしまう」という事件が目に付きますが、こうした事例も自分の事ばかりが先走ってしまい子どもが邪魔になったという結果です。

私の最初の再婚の事例がまさにそれで、相手の子どもからすれば私の子どもは邪魔者そのもので、うとましい存在になっていたに違いありません。

経済的に不安定で余裕がない生活なんてもうイヤ!
そう思う気持ちもあります。
ですが、そのためだけに「とりあえず再婚」と言う選択は決して正しいものではなく、新たなストレスを生み出すだけで何の解決にもならないというのが現実です。

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