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母子家庭の再婚と結婚

母子家庭の再婚と結婚

母子家庭になった時、もう結婚はいい、再婚はしない…と思う人は少なくありません。
特に死別の場合は、相手の思い出が綺麗に残っているためその後の結婚は考えられないと言う人がほとんどのようです。
ですが離別の場合は、時間の経過とともに結婚を考えるようになる人もおり、実際、再婚を果たす人も意外に多くいます。
ただ、母子家庭の再婚や結婚には、思いのほかさまざまな問題がついて回るのも現実です。

再婚・結婚の障壁

母子家庭の母親が再婚や結婚を考えた時、最も大きな障壁となりうるのが相手の親の理解が得られるかどうか、また、自分の子どもの存在です。
今は離婚も珍しくない時代となりましたが、それでも親の世代には「離婚=ダメな奴のする事」という先入観があふれており、いまだ理解されない面も多く残されています。
しかも、連れ子がいるともなればそれはなおさらの事。
それだけでも反対される可能性があるのは否めません。

再婚・結婚への不安

母子家庭となった経緯を思い出せば、次の結婚や再婚に対して不安がついて回るのは当然の事と言えます。
また同じ事を繰り返す結果となったらどうしよう、同じ失敗はしたくない、そんな思いで頭がいっぱいになるはずです。

仕事はどうする?

望まれて仕事を辞めて家庭に入って、結果は母子家庭…。
そんな辛い思いをしてきた母子家庭だからこそ、次の結婚・再婚の時には仕事をどうするべきか真剣に悩む人が多いはずです。
相手の希望を聞く事も大切ですが、いざとなった時に頼れるのは自分だけという現実を知った母子家庭だからこそ、次はその経験が生かせる答えを出したいものです。

住む所は?

母子家庭が再婚する時、ほとんどの人は相手の家に引っ越す、または新しく部屋を借りて新しい生活を開始するでしょう。
ただ、その場合もこうしたほうがいい、これだけは避けるべき…というポイントがいくつかあります。

再婚・結婚する場合の子どもの姓は

母子家庭の場合、母親の再婚は子どもにも大きな影響を与えます。
母親だけが結婚して名前が変わるのではなく、子どもも同時に名前が変わる場合が多いからです。

養子縁組について

母子家庭が再婚し、子どもが養子縁組をする事は、とても大きな事です。
そのためには特別な手続きを踏む必要があります。
子どもの将来にも大きな影響を与える決定なので、慎重に行う事が重要です。

次の子どもをもうける事について

母子家庭の母親が再婚した後、新たに子どもをもうける事については、今いる子どもも含めて良く話し合う事が必要です。
ともすれば相手の親族から今いる子どもがかわいがられなくなるなどの問題が発生する可能性も否定できないため、感情だけで「子どもが欲しい」と願うのではなく、今いるこの子のためにはどうするべきか…という視点で考えていく必要のある問題です。

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