母子家庭の手当・仕事・子育て・生活支援情報
母子家庭(シングルマザー)の仕事や収入、受けられる支援制度や助成金、手当や割引制度など、「離婚したいとお悩みのあなた」「すでに離婚を決意したあなた」に、ひとり親で子どもを育てる生活に役立つ情報を紹介しています。
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母子家庭にも、マンション購入を検討している人は多いかもしれません。
「今、これだけの家賃を支払っているのだから、買っても大丈夫」と考える人はたくさんいますが、果たして本当にそうでしょうか?
マンションを購入した場合、一戸建てのようにローンを支払っていけばそれで済むというわけにはいきません。
マンションには「管理費」「修繕維持費」などがかかるためです。
管理費はその名のごとく、共有部分の電気代やエレベーターの電気代・点検費など、マンションの管理にかかる費用の事です。
修繕維持費は、そのマンションの老朽化などの際に、外壁を塗りなおしたり耐震工事をしたり、マンションの維持をしていく上で必要な修繕などにかかる費用を前もって少しずつ積み立てていこう…という趣旨の費用です。
そしてこれらの費用は、いくらマンションを購入して「自分のものになった」と主張しても、マンションが壊されない限り永久に必要とされ、払い続ける事になるものなのです。
そういった意味では、マンションは購入しても「買った感覚」が薄く、いつまでも賃貸のような気分になる可能性もあります。
一戸建てのように建物に価値がなくなっても土地が残っている限り価値はあり続けるものと違い、マンションの場合は一定期間を経過して建物自体に価値がなくなった場合、自分のものになった土地はないのでもうそれで終わりです。
一般にマンションも一戸建ても新築から35年ほどで建物の価値自体はゼロに等しくなると言われています。
その期間を経過した後で手放そうとする場合、今度は手放す事も困難になる可能性が出てきます。
子どもに資産として家を残したいと考えてマンションを購入した場合、子どもが成長してそのマンションを受け継いだ頃には価値がなく手放すのに苦労する…という事もないとはいえません。
マンションのような集合住宅は、自分ひとりの考えで補修したりいろいろ工事する事が難しいため、購入前に慎重な検討をする必要があります。
最近は特に騒がれている「耐震基準」をよく確認するようにしておく必要がありそうです。
注意したいポイント
一定の年代以降に作られたものは耐震基準を満たしていないので、そういった中古物件には注意してください。
老後の一人の暮らしのために小さなマンションを購入したい、そんな思いを持っている母子家庭の母親も少なくありません。
しかし、管理費や修繕維持費などの積立金が毎月必要になる事や、資産としての価値を考えた時、どうしていくのが正しいか、慎重に検討していく事が大切かもしれません。
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