母子家庭の手当・仕事・子育て・生活支援情報
母子家庭(シングルマザー)の仕事や収入、受けられる支援制度や助成金、手当や割引制度など、「離婚したいとお悩みのあなた」「すでに離婚を決意したあなた」に、ひとり親で子どもを育てる生活に役立つ情報を紹介しています。
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よく、「自分の時間がない!」と嘆く母子家庭の母親を見かけます。
でもそれは、母子家庭になったからでしょうか?
母子家庭になる前からそうだったとは思いませんか?
家事、育児、仕事。
その全てを母子家庭の母親は一人でこなしています。
これでは自分の時間が取れる方が不思議と言っても良いくらいです。
朝早く起きて食事の支度をし、子どもを保育園や学校に送り出し、自分も仕事へ行きます。
帰ってきたら夕飯、お風呂、そして人によっては夜のうちに洗濯をして子どもを寝かせ、自分もやっと休む…そんなパターンのはずです。
しかもこの間にはさらに子どもの明日の準備に目を通したり、毎日の食事のメニューを考えたり買い物のリストを作ったり…掃除だってあるかもしれません。
こんな生活をしていたら、自分の時間など取れるはずもなく、自分の事を後回しにしてでも子どもの事、家の事、仕事、になってしまっているでしょう。
しかしこれは母子家庭になる前からそうだった可能性があります。
家事、育児、そして夫の面倒で1日が終わり、仕事はなかったかもしれませんが24時間365日一切休む事もできない毎日だった事を思い出しはしないでしょうか。
夫が休みで家にいると、逆に疲れる、仕事が増える…そんな思いを持っていた人も少なくないでしょう。
それと比べたら、相手が子どもなだけ気持ちも楽ですし疲れ方も違います。
自分の時間は取れないかもしれませんが、大事な子どもとの生活のためと思えば、頑張れてしまうのかもしれません。
もしも実家を頼れる環境にあるなら、年に数回でもいいので子どもを預けて自分の時間を持つのも良いでしょう。
美容院に行く、映画を見るなど、子どもがいてはできない事、普段我慢してきている事のために時間を使ってみましょう。
実家を頼れる環境にない場合は、思い切って有給休暇を取って、子どもが保育園や学校に行っている間に美容院、映画などへ行ってリフレッシュするのもおすすめです。
役所などで母子家庭の支援策として低料金で子どもを預かってくれるサービスも提供しているので、こういったものを利用するのもひとつの方法です。
このように、母子家庭の母親の肩には生活と子どもの全てがかかっているため、想像以上のストレスと負担があると言うのが現状です。
しかし、それを理解してくれる人が周囲にいない事や協力者がいない事、そしてそれをあまり表には出さない人が多い事から、一人で悩み続けて大きなストレスに押しつぶされてしまう事があります。
母子家庭の母親が、大黒柱である自分自身が倒れてしまったら、子どもはもちろん、生活全てが崩れてしまう事になりかねません。
そのようなことにならないためには、有給休暇を取得してでもリフレッシュしておくことが大切です。頑張りすぎて自分が倒れてしまうようなことのないように、実家を頼れない、協力者が一人もいない、そんな場合であっても、母子家庭の支援策をフル活用して子どもを預けるなど、時には思い切って行動してみましょう。
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