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母子家庭のメリット

母子家庭のメリット

母子家庭であるというだけで「かわいそう」「大変ね」などという言葉をかけられる事があります。およそ同情とも取れないような野次馬的な言葉だと感じた事はないでしょうか。

でも実は、母子家庭にはたくさんのメリットがあります。
こう言うと「負け惜しみ」と言われるかもしれませんが、そうではありません。そうでない人には到底理解する事すらできないような大きなメリットが、母子家庭には本当にたくさんあるのです。

母子家庭は自由

母子家庭はとにかく自由度の高い生活をする事ができます。
実家へ遊びに行く、子どもとお出かけ、友人と食事に行く…何をするのも自由で、面倒な制約が一切ありません。

もちろん、子どもを一緒に連れて行く前提での自由ですが、時には実家に子どもを預けて一人羽を伸ばすという事も可能な場合があります。
普通の家庭なら夫の了解を得なければできないこんな自由気ままな生活も、母子家庭にとっては《普通》なのです。

新しい恋も可能

母子家庭の母も、母親である前に一人の女性です。
異性との出会い、新しい恋の始まりだって可能です。
子どもの事で悩んだ時や自分自身の悩みを抱えた時、そばにいてくれる誰かが欲しいと思うのは、決して悪い事ではありません。

母子家庭には各種優遇制度が用意されている

母子家庭であるために受けられる優遇制度もたくさんあります。
特に税制関連では大幅な控除が受けられるなど、うれしい制度がたくさんです。
また、所得が低く生活が苦しい場合でも、各種手当てが充実している事や、減免制度、助成制度などを上手に活用する事で切り抜けていく事が可能です。

母子家庭だからこそ、子どもとの絆は深まる

多くの母子家庭の母と子の絆は、一般的な家庭のそれと比べて深い傾向があります。
母は母子家庭だという事から子どもを心配する気持ちが強くなり、ともすれば過剰なまでに見守ってしまう事がありますが、子どもだけに愛情を目いっぱい注ぐ事ができます。

子どもは女手ひとつで必死に家庭を守り続ける母の姿を見ている事から、「早くママを守ってあげられるようになりたい、助けてあげたい」と思うようになる場合があり、特に男の子にはその傾向が強く見られます。
こうしてどちらも自然に相手を思う気持ちが強まり、絆が深まっていくようです。

母子家庭=貧困だし不幸、と言われたのははるか昔の事です。
現在は母子家庭である事のメリットの大きさが際立っており、ひとり親と呼ばれる世帯になる事を恐れる人は少なくなりつつあります。

とは言え、母子家庭のメリットといえる部分のほとんどが「母子家庭の母親」を対象とした考え方・制度なので、子どもにとってはメリットらしいものは見当たらないのかもしれません。

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