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シングル子育てで疲れ切ってしまわないために、完璧な母親を目指さない

ハードな仕事をこなしながらも、育児と仕事を両立させている母親は少なくありませんが、シングルマザーとなると過酷さは更に増します。

子どもが成長するまでだから、これが一生続くわけではない、今が頑張りどきと気合を入れて頑張るシングルマザーは大勢います。しかし、育児と家事と仕事、その全てを完璧にこなそうとすると疲労感から歪が生じてしまうことも多くあります。

育児と仕事の両立

完璧にしなければならないという強い思い込みがあると、限界点を超えてしまい、うつになってしまう人も大勢います。結果、うつ病で子育てはできなくなり、ネグレクトになった母親も少なくありません。

ネグレクトの場合、子どもは母親ではなく自分に問題があると思い込んでしまいます。その結果母親の顔色を窺いつつ、感情の起伏の少ない子どもになってしまいます。そうならないためにも、シングルマザーは頑張りすぎて自分を壊さない様に、時には休んで自分を甘やかすことも必要なのです。

休みの日に子どもを一時的に預けて1人になる時間を作ることも、疲れを癒しリセットするためには必要な時間です。数時間なら子どもにとっても負担にならず、うつ病予防にはなるのです。

貯金もしなければならないと、本業の他に副業までこなし、1日12時間以上も働くシングルマザーも少なくありませんが、身体を壊しては医療費もかかり元も子もありません。疲労がたまるとイライラするのは必定です。

子どもに対しても当たるようになってしまい、母子関係がぎくしゃくしてしまうことにもなりかねません。そうなると、母も子も家が居心地の良い場所ではなくなってしまい、それがさらなるストレスになってしまいます。

完璧にこなそうとするあまり、疲労感も強くなります。ガス抜きはシングルマザーでなくとも必要です。掃除も毎日する必要はないのです。

上手に手を抜くコツを覚えることは、心も身体も元気でいるための秘訣でもあるのです。今日は何もしないと決めたら、食事も出前を取ったり、レンジで温めるだけのものにするなどして、とことん手を抜いてしまいましょう。

過労死はサラリーマンだけのものではない!?

シングルマザーの過労死が増えています。多くの母子家庭で母親が仕事を複数掛け持ちでこなし、家計を支えていますが、子どもが2人以上になるとパートの掛け持ちで間に合わず、内職や在宅ワークなども行っているケースがあります。

そのようなケースでは、1日の睡眠時間が1~2時間という過酷な状況ですから、倒れるのは当然です。しかも過労死と認定される保証はないのです。子どものために頑張りすぎて、自分の命まで削ってしまったのでは、更に子どもを孤独にしてしまいます。

疲れたら休む、これが原則です。家事も育児も完璧にこなさなくても良いのです。離婚したことに不要な罪悪感を覚え、子どもに申し訳ないと思う気持ちを抱くのは間違っています。

離婚は罪悪ではなく、よりよい人生を歩むための選択です。何も引け目に感じる必要はありません。不要な罪悪感を背負うことなく、母子が生きていくのに必要な頑張りだけで十分なのです。

過労死の前兆

身体に異常を感じたら、後伸ばしにせず病院に行くべきです。危険な兆候の一つにひどい肩こりがあります。PCを使った業務では、モニターを長時間見続けるため眼精疲労から肩こりや首懲りがある人は大勢します。

ただ、左肩だけが異常に凝る場合、心臓が悲鳴を上げているシグナルである可能性があります。激しい頭痛や胃痛、めまいがしたら病院に行き、迷わず休む事が第一です。

疲れが溜まると集中力が低下し、ミスを連発してしまいます。ケアレスミスが重なると自分に自信が無くなり、ますます慎重に仕事をするようになります。そしてそれが更なるストレスとなり血圧が上昇します。

高血圧は症状がないため気づきにくいにも関わらず、サイレントキラーと呼ばれ、高すぎる血圧は死に至る危険もあるのです。ストレスを溜めすぎない、溜まったら解消するための時間を捻出する事が必要です。

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